ぼっち is good !

平常通り、対面セッションを行っていますが
オンラインセッションでのカウンセリングも好評受付中ですので、ぜひご活用ください。

こころの相談室 メンタルケア フォレスト では
こころの悩みや問題を軽減し、
自らをよりよく変化させていくための
サポートをいたします。

また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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最近は、ぼっち飯、ぼっち旅、ぼっちショッピング
などというように
一人だけで何かすることを
そんなふうにいう人が増えているようです。

でもそれは
従来の独りぼっちという言葉にあるイメージとは違って
侘しいとか寂しいなどというような感じではなく

むしろ一人の時間を
気儘or気楽に楽しんでいる
というような意味合いで使われているように思います。

でも実際このような言い方が流行る前は
独りぼっちなんて言おうものなら

協調性がない 変わり者? 性格が暗いんじゃない?
などと言う人がいたり
あるいは
対人関係が苦手で友達ができないかわいそうな人
などと思われることも多く

ゆえに独りぼっちというのは
ネガティブな言葉として使われていたと思います。

ですから
たとえばお弁当を食べるときなどでも、
一人だけで食べていたら周りの人によく思われないかも
という心配から

常に誰かと一緒に食べるようにしている
なんて人もいるのではないでしょうか?

もちろん人と共に何かすることで
その面白さや楽しさが倍増するということもあるので
時にはそういったことも必要かもしれません。

しかし自分一人だけで自分のことを満たすことができるということと
メンタルの強さは、思っている以上に深い関係があるように思います。

なぜなら

@自分で自分のことを楽しませ、満たすことができる人は
 それを他者に期待し過ぎない

ゆえにいつも誰かと一緒でなくても不安ではありません。
むしろ時に他者と距離をとることは
無意識に人と関わることで使っている神経を休ませることができるので
気楽だったりします。

しかし自分で自分を満たすことができない人は
どうしてもそれを誰かに満たしてもらう必要があるため
人と距離をとることが過度に不安として感じられます。

したがって他者に対して依存的(支配的)になりやすく、
またそれゆえ相手が一人の時間を必要とするときなどは
そのことによる不安で、逆に一人でいる時ほど神経が休まらない
ということになってしまうのです。

 

@自分一人の時間を積極的に楽しんでいる人は
 一緒に何かを楽しむ相手がいるorいないに関わらず
 あえてその時間を自分が選択している

ということは、人と過ごすことも楽しむけれど
でも時には、自分の内面の世界を満たすことで豊かさを味わう
ということで心のバランスを保つようにしています。

たとえば
絵を描くことを楽しむとか
あるいはゆっくりと本を読むとか
庭いじりする時間を楽しむ などというように

自分の体や心の状態を知り
その日の天気や空き時間などを考慮した上で
自分を満たすたうえで適切なことを選びます。

このように
自分を満たすために自分で何かを選択するということをしていると
それによって心に余裕をもたらすことができます。

しかし一人の時間を楽しめない人は
本当は人との関わりに疲れている、にもかかわらず人に会う
というようなことを無意識に選んでいるため

自分にとって適切なことを選択することができません。
ゆえに、心に疲れを溜め込んでしまうことがよくあります。

したがって心に余裕をもつことが難しかったりします。

@一人で何かをすることが好きな人は
 それをすると他者が自分のことをどう思うかということよりも
 自分がそれを楽しんでいるかどうかということの方が重要だったりする。

ですから一人で何かをするときは
それと同時に自由であることも満喫しているため
一人で過ごす時間もまた格別で大好きです。

しかし一人で行動している自分が
人にどう思われているのかということが過度に気になる人は
他者が自分をどう思うかということに自分の価値を委ねているため
一人で行動することに対して不安があります。

したがって
一人自由であることを楽しむよりも
たとえ誰かに合わせることの不自由さがあったとしても
むしろそのほうが安心だったりします。

でもそれによって
自分の内面の豊かさに触れることができないため
なんとなく自分に物足りなさを感じて

自分には魅力がないとか、
あるいはなんとなく自信が感じられないなどというように
自己肯定感が弱くなります。

 

いずれにしても
人なんてどうでもいい
友達なんていらない
ゆえに独りぼっちというのでは考えものですが

しかし自分らしく生きていくためには
やはり自分というものはこの世にたった一人しかいないという現実、
つまり孤独を受け入れなければなりません。

だからこそ
自分で自分を満たすこと
そして自分一人だけでも行動できる自分を
育てていくことが大切ではないかと思います。

そんなわけで ぼっち is good !
ぼっちを楽しみましょう。(^^)

ところで怒りの感情の対処方法について
前回はまず怒りという感情の性質を解説している動画を
ご紹介しましたが

一昨日にその後編として、
怒りの感情が湧き起こった時の、具体的対処方法について
解説したものを挙げています。

よろしかったら時間のある時に是非ご視聴ください。

雨が降った翌日は、大地の渇きも潤って
空気も澄み渡り、木々や春の野草もなんだか嬉しそう。(^^)