免疫力を高めて成幸しましょう! その2 免疫力を高めるための具体的方法

平常通り、対面セッションを行っていますが
自粛要請が続く間は、できればオンラインセッションでのカウンセリンをお勧めいたします。

こころの相談室 メンタルケア フォレスト では
こころの悩みや問題を軽減し、
自らをよりよく変化させていくための
サポートをいたします。

また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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みなさん、こんにちは。
いつも私のブログを読んでくださってありがとうございます。

そして何かのご縁でこのブログに辿り着いた人がみえましたら
それはご縁です。
よろしかったらこのブログを通して
ご自分の心と触れ合うひとときをお過ごしくだされば幸いです。

さて前回の記事では
免疫システムとはどんな働きを担っているのかということと
その働きを低下させないためには疲れを溜め込まないこと、
また疲れても回復しやすい体の状態を維持することが大切である
ということについ書きました。

そして今回はその具体方法ついて
6つの項目に分けてまとめてみました。

その1)1時間集中したら深呼吸を5回ぐらいする

これだけでも血液中の酸素と糖が補われ、
血液の循環を促すことができます。

それゆえ長時間にわたってデスクワークする人、
また過度に集中力の高い人などは
特にこれを習慣化されるようにするといいと思います。

でも体が重く感じられるような場合は
それは既に血流障害が起き始めていて
体に冷えが生じているというサインですから
このレベルでは深呼吸だけでは十分ではありません。

そういった場合は深呼吸に加えて
安保式8の字体操をお勧めします。

これは誰でもできる超簡単な方法で
わずかな合間時間を利用して全身の血行を促すことができる
とてもいい方法として、私も取り入れていますが
やり方はこの記事の最後に載せておきますのでぜひやってみて下さい。

その2)体を温める

なんとなく体に重さを感じるという状態から
さらに前身がクタクタで、頭や体が重い状態が1週間以上続く
また気分も重い感じ。

また人によっては
気分がイライラして、怒りっぽくなる。

過度な活動で体重が減少気味、
その反対にストレスで過食気味となり体重が増加傾向にある。

顔色が黒ずんできたり
吹き出物がポツポツと出始めて肌の調子がよくない。

首・肩・背中のこりがひどい

目の疲れで、ショボショボしたりかすんで見えたりする

耳鳴りなどがしたり、目眩が起きたりする

歯が浮いた感じがしたり、歯茎が痛む

睡眠中、よくこむら返しが起きる・寝違いする
いびきや歯切しりがひどい

朝起きた時も疲れがとれてない感じで
すぐ起きられない
また一日の始まりが憂鬱に感じる

これらの症状は
免疫システムの働きが低下してしていることによって
体のどこかに炎症が起きているというサインです。

そうしたらやるべきことは
積極的にお腹や太もも、お尻や二の腕など
とにかく大きな筋肉が集まる箇所を温めてあげることです。

そして休息を与え、しっかりと睡眠を取り
なるべくお腹にやさしく温かいものを摂るようにすることで
副交感神経の働きを促してあげることが大切です。

また自律神経のバランスを調えるためには
毎日の習慣の中に軽い運動を取り入れることも大切ですが
それによって血流もよくなりますので
強いては免疫システムの働きを回復させていくことになります。

特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため
熱エネルギーの生産能力も劣っています。

ですから日頃から冷え性だったり
体調を崩しやすい人は体を温めること+軽い運動を習慣化
されるようにするといいと思います。

その3) 笑うことを大切にする

大笑いした時などは涙が出たりしますが
それは副交感神経が優位になることによって
排泄や分泌が促進されるからです。

また脳内麻薬と言われるベータエンドルフィンが分泌され
ストレスも解消されます。

さらに免疫細胞が活性化されることにより
がん細胞を攻撃するNK細胞の活性化が促されます。

しかも笑うことで、全身の筋肉運動が促されるため
熱が発生し、熱が血流によって体を巡り、体温を上昇させます。

それによって体に起こる様々な化学反応、体を媒体する酵素の
働きが良くなるため
食べ物からエネルギーを摂取したり、
古い細胞を新しい細胞に入れ替えたりする反応もスムーズになります。

その4) マイナスの感情を溜め込まないようにする

中国の諺で、「病従口入、禍従口出」というのがありますが
これは病は口より入り、禍は口より出るという意味であるそうです。

私たちは、毎日、栄養があるものと同時に
食品添加物や薬など、肝臓に負担をかけることになるものも口に入れます。

それは口からだけではなく
他の感覚器官でも同じことが行われていて

たとえば耳から
よい言葉をいただいてポジティブになったり
その反対に人の口から出た禍(愚痴や不満、怒りや不安などのマイナスの感情)
をいただいて、ネガティブになったりします。

このように毎日、私たちは体や心の栄養となるものと
その反対に毒となるものを取り込んでいます。

それゆえこれらをできるだけ毎日、
その日のうちに体の外へ排出するようにする
という意識をもつといいと思います。

ちなみにカウンセリングを受けていると
だんだん体や心が軽く感じられるようになるのは
クライアントさんがマイナスの感情を吐き出すように
関わらせていただくことで代謝システムがよくなるからです。

しかしながら
カウンセラーはいったんそのマイナスの感情を受け取ることになります。

ですから私の場合は瞑想を習慣化することによって
今という瞬間、自分にとって不要なものを
吐く息とともに手放すことができるよう、練習しています。

その5 腸内環境を整える

実は免疫細胞の60%から70%は腸管に集まっています。
そしてそれらは栄養や水分を吸収する腸の壁のすぐ内側に密集していて、
外敵の新入に備えています。

また外敵をブロックするだけではなく、腸の壁の中にはわざわざ外敵を招き込んで
免疫細胞に触れさせ、敵の特徴を学習させ、抗体を作り、次の侵入に備える
ということまでやっています。

それゆえ腸は第二の脳であると言われていますが
このように腸管は獲得免疫の最前線にあるのです。

ですから腸内環境を整えることは即ち免疫力を高めること
になります。

では具体的に
どうすることが腸内環境を整えることになるかということについて

それには
・腸を冷やさないようにする
・自律神経のバランスを調える(ストレスや疲れや溜めないようにする)
・特定の栄養に偏らないようにする(ビタミンA.C.E +良質なタンパク質や
発酵食品、食物繊維などバランスよく摂るようにする)
・特に我慢強い人は、そのストレスから便秘になりやすいので、
その長所が行き過ぎないよう気をつけるようにする
・不活動は免疫活動も不活性化する要因となるので
運動不足にならないようにする

そして最後はやはり
その6)瞑想を習慣化すること

これは毎回申し上げておりますが、
免疫システムがよく働くためには自律神経を調え、
エネルギー代謝システムの働きを活性化する必要があります。

瞑想は、呼吸という意識的な行為を介して
普段は意志の支配を受けつけない自律神経を刺激し
そのバランスを調えていく最上の方法だと思います。

特に交感神経が優位になっている場合は
腹式呼吸にすると横隔膜を上下させることにより
腸を刺激し、副交感神経を優位にするため、代謝を促すことができます。

また呼吸と感情は密接な関係にありますので
瞑想によって呼吸を調えるようにしていると
不安や怒りなどの感情をコントロールすることが
だんだん上手くできるようになっていきます。

ですからもう一度、声を大にして
「瞑想はやらなきゃ 損よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
と今後も吠え続けていくつもりでいます。(^^)

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では最後に安保式8の字体操のやり方ですが
これは主にデスクワークが中心の人、冷え性の人、過集中の人
におすすめの、全身を温める超簡単な体操です。ぜひお試しください。

1)背筋を伸ばして立ち、足を肩幅ぐらいに広げる。
そして力を抜いて体の感覚に意識を向けて、
こっている所や硬くなっているところなどを感じるとるようにします。

2)手は自然に開いたまま、腕を上にあげます。

3)両腕で、床に対して水平に、空に8の字を描くようなイメージで
体を動かします。

コツとしてはお臍から2〜3cm下、丹田と呼ばれる場所に
ほんの少しだけ力を入れて下半身を安定させ、
腰から上はできるだけ力を抜いて
心地よく流れるようなリズムをとりながら大きな8の字を描くようにします。

これは、「体を横に曲げる」「体を前後に曲げる」「体を捻る」
という3つの動作で、体のほとんど全ての筋肉を連動させて動かすことができます。

ですから血流を回復させるのに、とても効率がよい方法といえます。

ちなみに私は、いつもセッションが終わった後に、毎回これを30回、
やるようにしていますが、なんと、かかる時間はわずか2分弱です。

なのに体の強張りが取れる+ポカポカしてくるのですから
これも「やらなきゃ損でっせ〜〜〜〜〜!!」と吠えておきます。

山里を散歩をしていたら、梅の花が開花中。
ゆっくりと春が近づきつつあるのを感じます。