実はまだまだあなたは困ってないよ。大丈夫。

平常通り、対面セッションを再開しています!
オンラインセッションも好評受付中です。

こころの相談室 メンタルケア フォレスト では
こころの悩みや問題を軽減し、
自らをよりよく変化させていくための
サポートをいたします。

また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

私とのカウンセリングをご希望される方は
HPをご参照の上、ご予約専用メールからお申し込み下さい

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
ブログ村のランキングに参加しています。
このワンコ(LUCKY)をポチッと押していただくと
励みになりますので、どうぞよろしくお願い致します。(^^)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさん、こんにちは。
いつも私のブログを読んでくださって
ありがとうございます。

さていきなりですが
63歳まで生きてきて、つくづく思うことは
一見と最悪と思われることの中に
必ずと言っていいほど、人生をよりよく生きるための
教訓があるということです。

ただしそれは自分がそれを見出すか否か
にかかっています。

たとえば病院などでうつ病と診断されたら
人生最悪と思うかもしれませんが
しかしそれを教訓ととらえるなら
今まで目いっぱい、がむしゃらに頑張ってきた生き方から脱し
「完璧ではないと満足できない自分」から卒業して
もっと伸びやかで楽な生き方へと変わることができるチャンス
ともいえます。

実際にうつから回復した後、
うつになったおかげで、以前よりもマイペースで
楽に生きられるようになったという人が何人もいます。

そう考えると
コロナの時代も一見は最悪のようですが
だからこそ今まで気づいていなかった大切なことを
教えられているような気がします。

その最もたるものは
いくら自分の外側に安全を求めても
それが自分を守ってくれる保障などないということです。

実際にここなら安心と思っていた働き場所が
実はそうではなかったということが
いっぱい起きつつあります。

そしてそれはきっと
今後はもっとそういったことが
どんどん表れてくるのではないかと思います。

でもだからこそ、
なんとか自分を生かして生き抜こう
というサバイバル能力が引き出される時でもあります。

ということは、コロナは自分の内側に安全を求めることを
教えてくれているのかもしれません。

さてそう考えたとき
どうすれば自分に安心感をもたらすことになるかというと
それは一にも二にも、まずはできるだけ今という瞬間、
ここにある自分の体に心を戻すようにすることです。

そうすれば考えても意味のないこと(過去は変えられない)
またいくら考えても答えが得られないこと(先のことはわからない)
を考えることで生じるネガティブな思いや感情から
自分を解放することができます。

今ここを生きる私たちの体や心の毒となるものは
過去にとらわれることによって生じる後悔や罪悪感、または怒りや恨み
また未来について考え過ぎたり、他者と自分を比べることによって
生じる焦りや不安です。

マインドフルネスは瞑想は
こういった雑念に気づいたら、それを認めそして手放す
ということを練習しますが

それによって
今という瞬間、ここに自分の体と心が在るという感覚、
言い換えると自分という心の大地にしっかりグラウンディングしている
というような安定感が心に養われていきます。

またそれは
何の根拠もなしに「大丈夫だろう」と思えるような感覚かもしれません。

いずれにしても
どんな最悪の状況であろうと、私たちは決して全てを奪われてしまう
わけではありません。

そう思うのは自分の頭であって
現実は不幸中の幸いということもあれば
また今まで自分の中で眠っていた力に気づくこともあります。

それゆえまずは自分の心を調えるようにする

そして「この最悪はいったい自分に何を気づかせようとしているのだろう?」
ということを考えるならば
最悪の時こそ、素晴らしい教訓を与えてくれている
ということが見えてくるかもしれません。

そんなわけで今日もマインドフルネス。
できるだけ今という瞬間に心を込めて、
今日を生ききるようにしたいと思います。