本当の意味での心の強さとは

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また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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みなさん、こんにちは。
いつも私のブログを読んでくださってありがとうございます。

人はみな、辛い時や悲しい時
なんとか強くあろうとして

どんなに辛くても
弱音を吐かずにぐっとこらえたり
あるいは悲しい気持ちを抑えて
泣くのをこらえたりすることがあります。

でもそれは自分の弱さに蓋をしているだけで
本当の意味での心の強さとはいえない

むしろたとえ泣いてもわめいても怒っても
最終的には 自分を信じよう という思いに至ることが
いわゆる心の強さではないかと私は思います。

またそもそもに
人は誰しも人生の辛苦や悲しみを味わうことなしに
自分を信じるという強さを養うことはできないものです。

ですからもし今、
とても辛い あるいは悲しいという人がいたら
それは今までよりもさらに自分を信じる力を強くするために
必要な経験をしているのです。

それゆえ今の自分を隠し、閉ざすことで
強い自分であるかのように振舞う必要などなく

辛かったら
誰かにその気持ちを聴いてもらってもいいのです。

また悲しかったら
思い切り泣いてもいいのです。

むしろそうやって誰かに自分の心を開くこと、
それはなんとか自分を助けようとする心の強さなのです。

さて話は変わりますが
カウンセリングというのは
心が弱い人に必要なものと思っている人がいますが
でもそれは全くもって偏見だと私は断言します。

むしろその逆で
長い間、頑張って強く生きすぎてきたために、
心が疲れ弱っている状態にあるだけで
ほとんどの方は本質的には強かったりします。

ではなぜカウンセラーを必要とするのかといいますと
人は誰しも、自分以外の他者によって
どんな自分であってもまるごと受け入れられた
という感覚を得られずして
自分を信じる力を回復させ
取り戻していくことはできないからです。

それゆえカウンセリングにおいて何よりも大切なことは
クライアントさんとカウンセラーが共に信頼関係を培っていくこと
なのですが

それには
まずクライアントさんが
「自分が自分のために選んだこと(カウンセリング)を
自分自身のために有効化していこう」という意思が途絶えてしまえば
カウンセリングを続けていくこともできないのですから
そこに向かっていくことはできません。

ゆえにそういう意味ではカウンセリングというのは
非常に能動的なものです。

またそれは自分で自分を救おう そして心を成長させよう
という無意識下にある心の働きによるものです。

ですから意識のうえではカウンセラーに助けてもらうつもりで
カウンセリングを始めたとしても、実は自分自身が自分を助けているのです。

さてこれが強さでないというのなら、いったいなんというのでしょう?

何れにしても辛い、苦しい、悲しい
これらの感情は治すとか取り除くというような対象のものではなく
どんな自分であっても決して見捨てることなく認め受け入れようとする自分
になるために生じているものです。

ですから
もしカウンセリングを受けてみようと思われる方がみえましたら
ある意味それはチャンスだと捉えてください。

そしてそう思う自分を信じて
自分と向き合い、自分への理解を深める作業に臨んでみてください。

そうすればきっと今よりも心強く生きていく自分へと
変化させていくことができるのではないかと思います。