自分に害をもたらす人と距離を取ることができない人へ

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こころの相談室 メンタルケア フォレスト では
こころの悩みや問題を軽減し、
自らをよりよく変化させていくための
サポートをいたします。

また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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みなさん、こんにちは。
いつも私のブログを読んでくださって
ありがとうございます。

人に嫌われるのは
誰でも気持ちのいいものではありませんが
しかし中にはそれが過度に怖いと感じる人がいます。

それゆえ
何か理不尽なことをされても必死で順応しようとしたり
あるいは耐えようとする

でもそうしているうちに
相手よりも自分の価値は低いように
感じてしまうことがあります。

またそれによって
その相手が自分にとって害をもたらす人であるかどうか
という見分けがつき難くなったりします。

そして気がつくと
害をもたらす相手から心身ともに
かなりのダメージを負わされてしまうことがあります。

こういったことは特にAC(アダルトチルドレン)の人に
よくみられる傾向ですが

それはなぜかというと、自分が育ってくる過程において
主に養育者or家族の誰かから
・自尊心を平気で傷つけられていた
・暴言を吐いたり暴力をふるわれていた
・完全であることを要求されていた
・よく責められたり裁かれていた
・コントロールされていた
・依存されていた
・他者と比べられていた
・感情のはけ口にされていた(よく愚痴などを聞かされていた)
というような人がいたためです。

しかしながらかつて幼い頃は
たとえ親や、あるいは兄弟ガそういった人であったとしても
やはり愛されることを必要としているため
そういった部分に関する不快感を抑圧し順応するしかありません。

それゆえ大人になっても
そういった人から受けるダメージよりも
なんとかその人の気分や感情がよくなるようなことを
無理して頑張ってしまう

でもそれによって
相手の感情には責任を持つけれど
自分の感情には責任を持たない
ということになってしまいます。

それゆえもし自分に害を与える人から距離をとることができない
という人がみえましたら

なぜ自分はその人に嫌われることを恐れているのか
ということについて、一度じっくりと自分の心と向き合ってみられる
といいのではないかと思います。

かつての私も
「この人ならわかってくれる」あるいは
「この人なら認めてくれる」と思う人と出会うと
いつも期待して、依存して、嫌われないように必死になって、
でも最後は失望するという繰り返しでした。

しかし自分と向き合う作業(インナーチャイルドワーク)をするうち
私は自分のことを無条件で丸ごと愛してくれる人を
ずっとずっと探してきたのかもしれない

そうやって生きてきた自分を許してあげよう
そして自分だけは自分のことを無条件に愛してあげよう
そう思うようになりました。

そして
自分と他者との境界を明確にするということの意味、
またそれがいかに大切なことであるかということも
だんだん心のレベルでわかるようになってきました。

答えはいつも自分の中にある
だから迷った時はぜひ自分と向き合ってみてください。