自分の性格の欠点に悩んでいる人へ

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また当ルームでは、通常の心理カウンセリングとともに
自分で自分のこころを調える方法(マインドフルネス)
について学んでいただくことにより
誰の中にもある自然治癒力を最大限に引き出すよう
援助しています。

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みなさん、こんにちは。
いつも私のブログを読んでくださって
ありがとうございます。

人というのは思っている以上に自分の性格に
悩んでいたりするものですが

それをなんとか変えなければと思う前に
「肯定する」というスポットライトをあてて
眺めてみるといいかもしれません。

たとえばあるゆとり世代の人は
上司や先輩から行動がのろいとか
やる気がないかのように言われたりする
と悩んでいました。

でもそれはマイペースで
必要以上に勝ち敗けにこだわらないゆえ
競争意識の強い傾向の人と比べたら
過度なストレスを抱えないですむので、
そう考えると一概にそれが悪いとは言えません。

他にもあわてものでそそっかしいゆえ
ミスが多いということを指摘されて悩んでいる人も
いましたが

でもその反対に考え過ぎて
そのことだけにかなりのエネルギーを消耗し
何事もなかなか決断できない
ということで悩んでいる人もいます。

また相手のためによかれと思って
ついつい余分なことを言ってしまうため
お節介だと言われて疎んじられると嘆く人もいましたが

これも肯定スポットを当ててみると
面倒見が良くて、思いやりが深いから
ということが言えるのではないでしょうか。

そうしてみると、どのような性格であっても
だから良くて、だから悪い という二つの側面があるものです。

またこのように
自分の性格を包括的にとらえることは
すなわち自分の欠点を受け入れるということだと思うのですが

しかしながら受け入れるということは
何も変える必要がないということではありません。

たとえば心配性の人であれば
先の先まできちんと考える慎重さや
相手のことを大切に思う気持ちがあるから
だと思いますが

しかし心配しすぎれば
それがストレスとなって自分の体に負担がかかる
また心配される方も、信頼されていないように感じるため
逆に不安になってしまうかもしれません。

それゆえ心配するのは悪いとか間違っている
と思うのではなく
心配しているということに気づいたら
まずはそれを認めてあげるようにするといいと思います。
そして自分が心配する理由を理解してあげること。

すると心配しすぎないように気をつけようと
自らをコントロールしようとするものです。

実際にカウンセリングなのでも
クライアントさんの心配に肯定スポットをあてて
できるだけ共感的に聴かせていただいていると

「心配しすぎてイライラしてたようです。」とか
「相手を思うあまり、心配しすぎていました。」
などというように、自ら過剰であることに気づかれて
それを調整されることがよくあります。

人の性格というのは、リンゴの芯のように硬い部分、
それは遺伝的要素が強く変わりにくい部分ですが
しかし環境やとらえ方などによって変えることができる
柔らかい部分もあります。

それゆえ自分の性格で欠点と思い込んでいた部分を
ただ否定的にとらえるのではなく
今一度肯定スポットをあててみ直してみる

そうすればきっと今までより
もっと自分のことが受け入れやすくなり
その分、他者のことも受け入れられるようになる
と思います。