マインドフルネス瞑想で脳バランスを調える

みなさん、こんにちは。

いつも私のブログを読んでくださって
ありがとうございます。

さていきなりですが
私達人間は、不快感にはとてもよく反応するようで

体のどこかに痛みがあれば
それはたちどころにこころのストレスとなります。

それゆえなんとかして
痛みから解放されたいと思います。

でも痛みが消えると
その時は、 痛みがなくなる=ストレスもなくなる
ため今度は快感を感じます。

しかし痛みが消えてから
一か月後はどうでしょう?

あるいは半年後はどうでしょう?

痛みが消えた時のように
何も痛みを感じず生活していることを
 幸せ=快感として感じられるでしょうか?

恐らく、体に痛みがない ということが
あたりまえになってしまうと

それは快感として感じられるのではなく
もっと微細な感覚となるため
意識の上では何も感じていないかのように思いますが

でも実はそのような微細な感覚に気づくようにすることは
体とこころの健康を維持するうえで
とても大切だったりします。

しかしながら
マインドフルネスを心がけて生活していると

不快感OR快感のように
どちらかの両極にあるような強い感覚だけではなく

普段見過ごしがちな
中性の感覚というものが
よく感じられるようになっていきます。

たとえば

食べる時は、五感の全てを使ってひたすら食べることを楽しむ

というように
今していることに気づき(自覚し)、集中していると

普段頭の中を忙しくしている時には気づくことができない
中性の感覚がイキイキと感じられます。

たまたま昨日私は
孫娘と一緒に フルーツゼリーを食べる瞑想 をやりましたが

全ての五感を使って、一口一口、
できるだけゆっくり味わうことを楽しむ
というように、

ゼリーを味わうことに集中して食べたところ
その後は、こころまでもが満たされた感じでした。

また食べた分だけ、ちゃんとお腹の中に入った
という感覚もよくわかり
その分だけお腹も膨れ、満足ししました。

しかしながらストレスのある時のやけ食いとか

あるいは
スマホを見ながら食事するなどというような
ながら食べ をしている時は

お腹の満腹サインには感じられにくくなります。

ゆえにこのような食べ方をしている時は
ひたすら食べる=快感 と
その後、食べすぎで胃がもたれた=不快感
という両極の感覚だけで

中性の感覚には鈍くなっているのです。

また
食べ物をいただくということの中には

平和だったり
リラックスだったり

あるいは
幸せや安らぎなどというような

心地よさも感じているものと思いますが

しかしながら
頭の中が忙しく、こころにも余裕がなくなると

あまり何が食べたいかもよくわからず
また食べるという行為そのものにも何も感じず

自分にとってちょうどいい加減の量を
おいしくいただいて満足するということが
ことができなくなります。

このように思考と感覚のバランスが崩れてくると
自分に体があることさえ
私達は忘れてしまい、

その状態を長く続けた結果が病として
その症状を表わしてきます。

ですから今の時代を
少しでも健康に生きていくためには

意識的に思考を休め
リラックスを心がける必要があると思うのですが

その方法として
私はマインドフルネス瞑想を行うことで
思考から距離を取る練習をするようにしています。

実際にこれを毎日行っていますと
いかにこころは過去や将来へとめまぐるしく動き
今という瞬間に集中するためのエネルギーを
無駄に消耗しているということに、よく気づかされます。

でもだからこそ
呼吸に意識を向けることで
体にこころを戻してあげるようにするのです。

それによってこころは安定し、ぶれにくくなり
よって自分の内側に安全基地を感じられるように
なっていきます。

またこれからは
ますます直感が必要とされる時代になると思うのですが

それは
今まであたりまえだったものが、
そうではなくなるというようなことが
たくさん起きてくることが予想されるからです。

となると
思考・感覚・感情 のバランスを調えることが
とても重要になります。

人間の脳は「右脳」と「左脳」に分かれていて
右脳→ひらめきやデザイン
左脳→言語や論理
というようにそれぞれ異なる分野を司っていますが

直観力を高めるには、右脳を鍛え活性化させる必要が
あります。

ゆえに
たとえばGoogle社やインテル、
あるいはゴールドマンサックスなど
世界の一流企業などは、研修メニューなどにも瞑想を
取り入れ

自らをリラックスした状態へと導くことができるような
人材育成をしていますが

脳科学の研究においても
マインドフルネス瞑想はストレスを低減し、
うつ病の再発予防に効果があると実証されています。

それゆえ最近は
医療の分野においても、瞑想の効果が
認められ、導入されつつあります。

このようなことから
私はマインドフルネス瞑想を一人でも多くの人に
体験していただくよう努めていますが

このたび、素晴らしいご縁によって、
岐阜市にある由緒ある禅寺を開放していただき
そこで定期的にマインドフルネス瞑想体験会
をやらせていただくことになりました。

これに関しての詳細は、
まだこれから決めていくことになりますので
今日のご報告はここまでとなりますが、

でも日時や内容が決まり次第、
またこちらのブログからご報告致しますので
ぜひ楽しみになさっててください。

それから今日の写真、2番目から6番目のものは
私が暮らしている美濃市の うだつのあがる町 で開催される
あかりアート展に出品されていた、美濃和紙の手作りランタンです。

江戸時代からの町並みに、美濃市の伝統文化、
美濃和紙によるランタンがずらりと並んだ光景は
とても幻想的で美しく
秋の夕べにふさわしい素敵なイベントだと思います。

開催日は10月12日(土)、13日(日)です。

よろしかったらぜひ見にいらしてください。(^^)

*蓮の花がにっこり講座のお知らせとご案内

次回10月の講座は、「秋のマインドフルネス体験講座」
予定しているため、お休みさせていただきます。
また詳しいご案内は、このブログにてご報告いたしますので
どうぞよろしくお願いいたします。

*マインドフルネストレーナー(MCF認定)
 ご希望の方は

1)・マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)
  ・マインドフルネスパーソナルコース
  ・「蓮の花にっこり講座」
  などを受けていただいた受講時間が全部で48時間あること
  
  ちなみに4月29日のマインドフルネス体験講座に参加された方は
  私のレクチャーは2時間でした(ゲスト講師の時間は省く)ので、
  それが受講時間となります。

2)またその間に、
  それぞれマインドフルネスを日々実践することによって
  
  ・咀嚼瞑想
  ・呼吸法
  ・ボディスキャン
  ・マインドフルネスヨガ
  ・静座瞑想
  ・歩行瞑想
  
  など6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができる
  ようになるまで練習します。

3)48時間分、受講したら
  マインドフルネスを実践してきたことによって
  自分がどのように変化し成長したかについての
  レポートを作成し、提出していただきます。

4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座
  などで、実際にレクチャーしていただきます。

ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので
いつでもお申込み下さい。

・お申し込みは、メンタルケア フォレストHP
 https://mc-forest.com/wp のお申し込専用メールから
 ご予約下さい。